映画 『君たちはどう生きるか』 感想
◎この映画の情報
監督:宮﨑駿
◎あらすじ
太平洋戦争のある夜、牧眞人は空襲で実母・久子を失う。
それから郊外へ疎開する事になる。父は戦闘機工場を営んでおり、景気は好調。
疎開先には母の妹でもあり、父の再婚相手でもある、子を宿してる夏子が母方の代々継ぐ屋敷へ迎えてくれた。
屋敷の敷地内にはお母さんが生きてる、待ってると話すアオサギ。
本の読み過ぎで頭がおかしくなった先祖が建てた奇妙な塔。
アオサギに導かれ、眞人は奇妙な塔の中へ、、、、
◎感想
観終えた直後は何を伝えたいのか、よく分からずあっという間でしたが
『よく分からない』けどいいんだ、『自分が観て感じたこと』
それでいいんだと思える作品でした。
歴代ジブリの欠片が所々にあり、懐かしさを感じました!
鑑賞した次の日に振り返ってみると思うことが色々とありました。
全ての人に等しく予測を与える猶予無く起きる出来事が日々には溢れていて。
その中で拭えない後悔、理不尽な力、今は理解が及ばない事、歯が立たない現在、
現実にまみれ、目まぐるしく時は過ぎ、生きてると背負う物が自然と増えて行く。
自分のも周囲の人の運命も背負い合い、未来へと引き継がれていく。
どんなに怖くても、どんな時も忘れてはいけない、その度に勇気を奮い立たせる。
確実に継がれ続いての今があり、今この時まで歩いて来た自分自身の強さを信じ、
これからも進み続ける勇気をどう持つか、『どう生きるか』。。。
という次世代やこれからを生きる私達へのバトンを私は感じました。
なんて偉そうに書きましたが、、、あまり期待し過ぎず、考え過ぎずに、気軽に。
気になった方は良かったら観てみてください👍✨